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静岡銀行と中電ミライズ、約2MW太陽光発電所を新設 オフサイトPPA活用

静岡銀行と中電ミライズ、約2MW太陽光発電所を新設 オフサイトPPA活用

2021-05-25


(出所:中部電力ミライズ)


静岡銀行(静岡県静岡市)は5月20日、グループにおける「2030年度カーボンニュートラル達成」の目標を設定し、その一環として、静岡市に同行専用の太陽光発電所「しずぎんソーラーパーク」を新設すると発表した。

新たな太陽光発電所は、パネル出力1,995kW。年間発電量は約2,900,000kWh/年、年間GHG排出削減量は1,100トン程度が見込まれる。運用開始は2023年9月予定。なお、この取り組みでは、中部電力ミライズ(愛知県名古屋市)と「オフサイトコーポレートPPA」協定を締結。これにより、追加性(再生可能エネルギーの新たな設備投資を促す効果)を有する再エネを導入する。

2030年に向けたCN達成のための目標設定

同行はこれまで、「静岡銀行グループ環境方針」のもと、2030年度における静岡銀行グループのGHG排出量削減目標を「2013年度比60%の削減」としてきたが、今回、地域の脱炭素社会の実現に向けた取り組みを加速させるため、同グループにおけるGHG排出量のネットゼロを目指す「2030年度カーボンニュートラル達成」へと目標を引き上げた。

今後は、地域金融機関として迅速にカーボンニュートラルを達成させるとともに、グループの総合金融サービスやコンサルティング業務を通じて、顧客の脱炭素化に向けた取り組みを支援していく考えだ。

なお、同行グループは2020年、TCFD提言に賛同。気候変動シナリオ分析を進めるとともに、地域の持続的成長に向けて、グループ一体となって環境などの社会問題に取り組んでいる。2021年には、「しずぎん本部タワー」と「研修センター」で使用する電力に、再エネ由来のGHG排出量ゼロの電気「静岡Green でんき」を導入。年間1,800トン程度のGHG 排出量を削減するなどの成果がある。

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